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瀧下和之「犬と青鬼」

岡山藩筆頭家老、伊木家御庭焼として始まり、約300年ほどの歴史がある虫明焼。
代表的な天然の松灰を主原料とした透明釉の色合いは、若草色や枇杷色のおとなしい飽きの来ない色調が魅力で、全国の愛好家に親しまれています。

京焼の流れを汲み、近年では、黒井 千左が彩色象嵌(さいしきぞうがん)と呼ばれる色鮮やかな作品、黒井 博史は鉄釉による幾何学文様や釉彩貫入(ゆうさいかんにゅう)と呼ばれる輝きを放つブルーや翡翠色などの釉薬を手がけた作品などを発表し、人気を集めています。

黒井 千左

岡山県重要無形文化財保持者(2011)
瀬戸内市重要無形文化財保持者(2009)
日本工芸会正会員(1991年認定)

1966年 京都市陶芸指導所(現・京都市産業技術研究所)修了
岡山県重要無形文化財保持者 父・黒井一楽のもとで作陶を始める
1981年 日本伝統工芸展入選、日本陶芸展入選(以降、入選重ねる)
2002年 岡山県文化奨励賞受賞
2007年 山陽新聞賞(文化功労)受賞
2019年 マルセン文化特別賞受賞
2021年 第64回日本伝統工芸中国展金重陶陽賞受賞(特別賞)

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黒井 博史

日本工芸会正会員(2018年認定)

1998年 松山大学経済学部卒業
山陽放送(現・RSK山陽放送)入社。
営業部、報道部(記者)など、6年間勤務。
2006年 京都市産業技術研究所工業技術センター本科修了、父・黒井千左のもとで作陶に入る
2010年 第57回日本伝統工芸展初入選
(以降、11・13・18・20年入選)
第53回日本伝統工芸中国支部展初出品初入選
(以降、連続入選)
2018年 第61回日本伝統工芸中国支部展岡山県知事賞受賞
(以降、20年同賞受賞)
虫明焼×ANAクラウンプラザホテル岡山コラボ企画「OKAYAMA EAST MUSE DINNER(8・9月)」フルコースディナーの器(全8種)デザイン・制作
2019年 第62回日本伝統工芸中国支部展岡山市長賞受賞賞

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曙窯

曙窯は虫明焼窯元の作家、黒井 千左・博史の脇窯で、職人物のブランドとして主に日常使いの作品を中心に制作しています。
抹茶茶盌をはじめ湯呑や酒器、皿など、作家物よりも比較的安価な作品をご提供しています。
虫明焼のおとなしい侘びた風情の器をお手軽にお楽しみいただけます。

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黒井 千左 黒井 博史
曙窯

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